宮古島 緘黙っ子の親の会(ゆりの会)

誤解されることが多い場面緘黙。話したくても話せない子どもたちの思い、ご理解お願いします。
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活動報告㉝ 沖縄本島 緘黙の子の親の会との交流会(H30.1.21)

1月21日(日)、長年の夢だった沖縄本島 緘黙の子の親の会さんとの交流会を開催いたしました。
会場は、助成金でお世話になっている沖縄ろうきんさんにご協力いただき、会議室を貸していただきました。

参加者は、本島親の会から3名、経験者2名、大学生1名、ゆりの会から3名。
そして今回は、沖縄親の会さんがお世話になっている同仁病院の大宜見義夫先生と
言語聴覚士の先生、沖縄国際大学で緘黙の講義をされている心理士の牛田洋一先生も参加してくださいました。
先生方は、緘黙の専門家ではないとお話しされていましたが、
これまでの緘黙の子への支援について、熱心にお話ししてくださいました。

開催前に流れを準備し、皆さんのご協力をいただきました。
沖縄親の会との交流会

交流会の初めには、ゆりの会のこれまでの歩みも報告させていただきました。
ゆりの会のあゆみ

(こうしてまとめてみると、たくさんの活動をしてきたなとしみじみ。)

開会の挨拶のあと、参加者から、これまでの子どもたちとの関わりや
ご自身の経験談をお話ししていただき、
後半は先生方から緘黙の子どもたちと関わってきたご経験をお話ししてくださいました。
先生方は、この小さな集まりのために、いろいろなデータや論文を準備してくださっていて、
私達は感謝の思いでいっぱいでした。

先生方のお話から、いくつか報告させていただきます。
・学校現場では緘黙の子・大人しい子は、支援が先送りされがち。
日々の診療の中で、支援が必要なのは緘黙の子どもたちだと感じる。
・怒鳴り声に恐怖を感じやすい
・緘黙の子への支援で大切なのは、『安心・安全誇り・信頼・ユーモア』
・学校という文脈がその子の中に、どれだけあるかを知る
・苦手としていることを、自分でどうとらえるか折り合いをつけるかが大事
(吃音のある成人の方を例にお話ししてくださいました。)

その他、医療機関の受診についても、
先生方から「検査のベースにのることができない緘黙の子も多い」、
会員から「不安が強く病院に行けない。」とのお話もありました。

参加者の感想です。
・日々子育ての中で、揺らぐことが多いのですが、先生方のご助言を子育てのキーワードにしていきたい。
・新た視点に立って自らの子育てを見直せた
・緘黙の子は、支援が先送りされがち。医療機関にも行くことが難しいことから、
現場の学校の先生と連携をしていきたいし、そのことが重要だと再認識できた。
・沖縄本島でも、緘黙への理解・支援が以前より進んでいることが感じられるというお話に、嬉しくなった。
・保護者・経験者の話を聴いて、皆さんの取り組みなどたくさんのヒントをいただきました。
・参加して本当に良かったです。同じ思いを共有することで、また頑張れます。
・皆さんが、それぞれ我が子のために頑張っているのを知ることができて良かったです。

また経験者の方には、経験を語ることで、過去の辛い思いを思い起こさせてしまうこともあったと思います。緊張する中ご参加してくださったこと、貴重なお話をしていただいたこと、ご協力に深く感謝いたします。

今回の交流会は、短い時間でしたが有意義な会となりました。
ご多忙の中参加してくださった先生方、経験者のみなさん、本島親の会のみなさん、ありがとうございました。
今後も、新しいご縁を大切にしていきたいと思います。

そして、今回は、琉球放送(RBC)さんから取材依頼があり、交流会の様子を取り上げていただけることになりました。
放送は、2月中旬を予定されているそうです。
詳しい日時が決まりましたら、こちらのブログやツイッターで報告させていただきます。

沖縄親の会との交流会③


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活動報告㉜ 親子パンづくり交流会(H29.12.17)

久しぶりに親子交流会を開催しました。
子どもたちは、この交流会を心待ちにしていていたようで、4組の親子が参加してくれました。

講師は、市内でパン教室を開いているUさん。
沢山の調理器具やお皿など、事前に準備してくれました。
工程の説明も子ども達に合わせてくれていてわかりやすく、
初めての子ども達も楽しんで取り組んでいました。

最初に、イースト・砂糖・塩などを入れて、混ぜます。
パン作り①

次に、手ごねにチャレンジ。
素早い動きで、写真もブレてます。
パン作り②手ごね

生地を計って丸めて
パン作り③

仕上げ発酵です。
パン作り④仕上げ発酵

発酵の間に、カスタードクリームづくり。
みんな聞き漏らさないようにと真剣です。
パン作り⑥カスタードクリーム

刷毛で照り卵を塗って、オーブンへ。
待ちきれず、のぞき込み。
パン作り⑤オーブン

焼きあがったら、カスタードクリームを載せて
パン作り11


できあがり~。
マヨネーズパン、フルーツカップロール、そしてツリーパン。
パン作り⑨できあがり

パン作り⑧配置

最後に、みんなで試食です。
パン作り⑩試食

参加した親子の感想です。
スゴク楽しかったです。パン作りの過程は、大変だなぁと実感!
でも、時間があっという間に過ぎ、ストレス解消にもなりました。
娘も、また作りたいと。いつ作る?とせがまれています。

パンづくり、お疲れ様でした~。
担任やお友達に、出来上がりの写真をみてもらい、みんなから「すごいね~」と言われました。
うちの子ども達も、また作りたいと言ってました。
うちでも作ってみたいと思います。

久しぶりのパンづくりでした。
子ども達の楽しそうな姿を見て、成長を感じました。
やっぱり手作りは美味しくて、幸せいっぱいになります。

Uさんはお持ち帰りのパンのラッピングまでも準備してくれていました。
一日がかりでゆりの会のために動いてくれて、ほんとにありがとうございました。
子ども達も最後まで取り組むことができ、良い経験となりました。
また来年も、親子交流会を企画したいと思います。








活動報告㉛ 情報交換会(H29.10.21)

10月21日、台風が接近している中、日程変更も考えましたが、
バリバラの感想をみんなで共有したいとう思いが一致して、安全面に注意しながら集まりを持ちました。

今回は、4名の保護者が集まりました。
最初の話題は、10月15日(日)に放送されたEテレのバリバラ「知られざる場面緘黙の世界」について。
家族でそろって見たり、録画して先に保護者が見たりと会員それぞれでした。
家族そろって見た会員は、
「緘黙症状を持っているのは、あなた一人じゃないと伝えたかった。」
「子ども達の感想は、言葉にはしなかったものの何か感じてくれているようだった。」
録画してみた保護者は、
「子どもが思っていることを言ってくれて、涙がでた。発信してくれて、ありがたかった。」
と話していました。

番組出演されていた当事者の方々にとって、発言・筆談など勇気がいったことと思います。
勇気ある行動に、敬意を表します。
番組は短い時間でしたが、当事者の方々の想い、保護者の想い、支援の方法など
たくさんのことが伝わってきました。
今回の放送を機に、話せないことの苦しさ悔しさを知ってほしい、
緘黙への誤解がなくなり、理解が深まってほしいと思いました。

集まりの後半では、会員それぞれが経験した子育てに関する様々な勧誘について話題があがりました。
悩みがあると、藁をもすがる思いでいるため、状況判断ができにくくなります。
孤立していると、なおさらです。

以下は、ある会員の経験談です。
親は、自分が変われば子どもも変わると思いこみ、自分を変えようと必死になる。
しかし、よく考えてみると、自分ではない自分になってしまっていいのだろうか。
今までの自分や子どもを否定してしまっているのではないだろうか。
それよりも、今の自分を認め、いろいろな視点で子どもたちを見るほうが、
親も楽になるし前に進めることに気付いたと話してくれました。
それぞれの経験談から、啓発活動していく中で、
同時に勧誘のトラブルにも巻き込まれないように注意していくこと、
また、経験の少ない子ども達にも勧誘のトラブルについて、伝えておくことも必要だと話し合いました。
親の会でみんなで話し合うことで、勧誘についての情報交換ができたり冷静になれたり、
トラブルに巻き込まれないよう未然に防ぐことができる。
そのことは、親の会の役割の一つでもあるのかなと思いました。

話題はそのほかにも、子育て講演会の内容の伝達があったり、
学校行事について、学年がちょっと上のお子さんをもつ保護者から対応を教えてもらったり、
それぞれのドジ話で大笑いしたり。
気づくと4時間近くおしゃべりしていました。有意義な会となりました。

宮古島もだいぶ過ごしやすくなり、秋めいてきました。
先日地元の新聞に、宮古島の秋の花が紹介されていたので、その花を探し写真を撮ってきました。
ヒガンバナ科のショウキズイセン(鍾馗水仙)という花です。
本州のヒガンバナは鮮やかな赤色ですが、
この花は、その色合いから「黄色ヒガンバナ」とも言われているそうです。

黄色ヒガンバナ①

黄色ヒガンバナ②


活動報告㉚ 情報交換会(H29.8.11)

山の日に、集まりをもちました。
今回は、会員4名と、場面緘黙児支援に関心があるという県内の学生さんが参加してくれました。

夏休み中の取り組みや学校・医療機関の利用について、情報交換しました。
旅行中、「状況によって声が出づらいです」提示カードを使った親子もいました。

緘黙カード(表)

緘黙カード(裏)

話し合いの中で、緘黙の子への支援は、単に声がでれば良いのではなく、
まずは安心してすごせる環境が基本で重要であることを話し合いました。
声は出せなくても、まずは安心してその場に居られること。
その積み重ねの中に、何か感じるものが生まれるのではないかと。
安心の中から生まれる力があると親としては思います。

当会は、今月で結成7年目を迎えます。細々と続けている会の活動ですが、
今回、学生さんが関心をもって参加してくれたことは大変有難く、続けてきて良かったと思いました。
また、こうした機会をつくれたらと思います。

活動報告㉙ 情報交換会(H29.6.17)


7月に入りました。宮古島は、暑い日が続いています。

夏本番

今年2月の講演会後、何回か集まりを持っていましたが、なかなかブログ更新ができないでいました。

6月17日(土)に行った情報交換会の報告をさせていただきます。
今回は4名の保護者が集まりました。

すぐに話題になったのが、「緘黙」の認知度があがったと実感しているということでした。
以前は、子ども達のことを説明するとき、緘黙の説明から始めていましたが、
一般の方でもほとんどの方が「知っている」言ってくれると話していました。

新学期からの子ども達の様子など情報交換。
「一つ一つの経験をどう活かすか」
「親の会でのいろんなことがあって、今の私がいる。
お互い支え合い、できれば多くの人と手と手を取り合っていければいいな。」
「悩みがあっても、みんなの顔がすぐに浮かぶよ」

また、今年の活動計画について、会員一人一人が意欲的で、複数の提案がありました。
今年度も楽しみながら、活動していこうと話し合いました。

お土産の美ら豆、みんなで分けていただきました。
美味しかったです


ちゅら豆