宮古島 緘黙っ子の親の会(ゆりの会)

誤解されることが多い場面緘黙。話したくても話せない子どもたちの思い、ご理解お願いします。
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場面緘黙への誤解について①

今年の場面啓発月間では、「場面緘黙経験者を囲んでの座談会」を開催することができました。
座談会開催にむけて準備を進める中、会員それぞれができることを提案してくれました。
振り返りの中でも、島内において場面緘黙という言葉が広まったことは実感できるが、
今後は、「緘黙の誤解を解いていくこと」が重要になってくるとの意見がありました。
会員一人一人が、日々子供たちに向き合い、会の場で意見をだしてくれることは、
本当にありがたいです。
緘黙への誤解を解いていくために、今後も地道に活動をしていきたいと思いました。

下記は、かんもくネットさんのHPの「場面緘黙とは」の中から、転載しました。

<場面緘黙へのよくある誤解>

●大人しいだけ。ほっておいても、そのうちしゃべるようになる。 
   (早い時期からの支援が大切です)
 
●おかあさんの心配しすぎでは? 
   (園や学校から、こう言われることがよくあります)

●喋らないだけで、園や学校では問題ないですよ。
   (大人しく園や学校は困らないので、本人が困っていても見落とされ、放置されがちです)

●家庭の愛情不足なのでは?
   (虐待やネグレクト環境で場面緘黙になる子は、ほんの一部です)

●家庭で甘やかしすぎ、過保護なのでは?
   (古い研究にもとづいた誤解です)

●躾がなってない。
   (返事しないのは人を無視していると誤解されることがあります)

●わがままなだけ。
   (場所・人・活動などの状況によって態度が変化する点や、
   こだわりがあり融通が利かない点を、わがままと誤解されがちです)

●わざと黙っている。 
   (反抗的だと誤解されることがあります)

●緘黙は内気なはず、あんな気が強い子は場面緘黙ではない。
   (場面緘黙の子どもの性格は様々です)

●表情豊かなのだから、緘黙ではない。
   (非言語的コミュニケーションを豊かに出来る子もいます)

●自分から友達の輪の中に入るよう努力すべき。
   (本人の努力だけは改善は難しく、適切な支援が必要です)

●1人でぽつんといても平気そうだから、無視していい。
   (表情には不安が現れないことがよくあります)

●話すように言うべき。
   (発話ばかりに注目しないことが大切です。
   話すようプレッシャーを与えると症状が悪化します)

●うなづきや首振り、筆談を許していたら、甘やかしになる。 
   (非言語的なコミュニケーションを十分行うことが、発話へのステップを進めます)

●特別扱いしてはいけない。
   (特別扱いではなく、十分な配慮と支援が必要です)

●少し喋れるんだから、場面緘黙ではない。
   (少し話せる場合、かえって周りの理解が得にくいことが多いです。
   少し話せる子にも、場面緘黙としての対応が必要です)
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活動報告⑩(H26.8.29 親子交流会)

H26.8.29(金)
夏休みの思い出づくりに、親子交流会をしました。
市内のファミリーレストランに、3家族があつまり、食事やレクレーションで楽しみました。
緘黙の子は、集まりの場は苦手な場合があるので、集まるかどうか心配でしたが、
きょうだいと一緒なら大丈夫、お友達となら大丈夫という子もいて、
きょうだい・お友達も一緒に参加してくれました。

おいしい食事をとった後、レクレーション。
最初は、カルタから始めて、少し緊張がほぐれたところで、
親子そろって全員で、
「足幅ジャンケンゲーム(ジャンケンに負けた人が、足を広げていき、倒れた人が負け)」
大勢でジャンケンしたので、なかなか勝敗が決まらなかったのですが、
子供たちは、少しずつ打ち解けてくれました。

次は、1対1で、新聞紙を使っての「たたいて、かぶって、ジャンケンポン」
新聞を棒状にまるめたものと、四角に折った新聞を使ってジャンケンをします。
勝った人が、負けた人の頭をポンと軽くたたきます。
負けた人は、たたかれないように、四角に折った新聞で、自分の頭を守ります。
親子対決したり、きょうだい対決したり、お友達対決したりと、大うけでした。

途中、かき氷で休憩タイム

休憩のあとは、100円のおもちゃで、盛り上がりました。
100円おもちゃ

みんな、懸命になって、砂の塊を削っています。
発掘おもちゃ①

ちょっとした考古学者気分。
発掘おもちゃ②

中からでてきたのは、小さな恐竜や動物でした。
おもちゃ②

おもちゃ③

最後に、このおもちゃで遊びました。
おもちゃ①
このおもちゃ、意外と人気でした。
飛び上がるまでに時間が少しかかり、飛び跳ねる向きがどこかわからないところが、
おもしろかったようです。

気付いたら、あっという間の3時間でした。
子供たちの笑顔がたくさんみれたので、これからも、親子交流会を企画したいと思います。

活動報告⑨(H26.8.15 座談会質問回答の準備)

8月15日(金)
座談会の質問回答の準備のため、集まりをもちました。
集まりの前に、会員一人一人に、アンケート形式で回答してもらいました。
たくさんの質問に、感謝の思いを込め、回答させていただきました。
回答をまとめるにあたり、会員から「アンケートを記入しているうちに、心の整理になった」、
「自分自身のことも振り返ることができた」との感想が聴かれました。
お互いの質問回答の読み合わせをし、一人一人の気持ちがさらに深く理解でき、
子どもとの向き合い方についても、とても参考になりました。
質問回答をまとめることは、親の会にとっても、良い機会になりました。

また座談会後、先生方から支援についての話し合いが進められたなど、うれしい報告もありました。
その流れから、県立宮古病院で、発達障害専門の小児科外来が月1回設置されたこと
(沖縄県立南部医療センターから医師が来島)や児童ディサービスなど、
宮古島の支援機関について、情報交換することができました。

今回まとめた回答は、8月20日に、宮古島市教育委員会と県宮古教育事務所へ送付いたしました。
かんもくネットの林さんの絵も、同封させていただきました。
「場面緘黙経験者を囲んでの座談会」に引き続き、
今回の回答も、緘黙または緘黙傾向のある子への支援に活かせていただけたら、幸いです。

活動報告⑧(H26.7.12 座談会振り返り)

H26.7.12(土)
「場面緘黙経験者を囲んでの座談会」の振り返りのため、集まりをもちました。
座談会の参加者からの感想を拝読し、
緘黙経験者の方の思いを深く理解していただけたことが伝わり、
また、激励の言葉もいただき、開催して良かったと思いました。
座談会でたくさんの質問をいただいたので、この機会を通して、
かんもくネットさん、講師のOkinawa緘黙当事者の会ninnyさんのご協力をいただきながら、
回答準備を進めることにしました。
この回答は、座談会に参加してくださった方々の関係機関に送付させていただきます。

座談会後、かんもくネットの林美子さんが、座談会最後の親の会のメッセージを、
素敵な絵にしてくださいました。
大きなご褒美をいただいたような気持ちになり、感謝の思いでいっぱいになりました。
みんなで絵を囲みながら、
「私たちの思いが、絵になるなんて、思ってもみなかったことだね。とても、ありがたい。」
「花たちがグングン成長しているね
「この絵の中のお花畑に、行ってみたいね
との感想がありました。
林さんの絵は、今後の活動の源として、大切にしていきます。ありがとうございました。

繊細な花

繊細な花を囲んで




他に話し合った内容を、いくつかの項目にわけて、お伝えします。

・仕事と子育ての両立について
 子どもの緘黙を知った時や緘黙の症状がひどくなったりした時など、
 会員のほとんどが仕事を辞めようと思っていました。
 現実的に考えると難しい面もあり、
 また仕事を辞めることを子供たちは嫌がる場合もあります。
 仕事と子育てを両立していくためには、
 子ども達には「いつでも話を聴くよ。」と普段から声かけしたり、
 子どもの様子(食事量など)を気をつけてみていくことなど大切だと話し合いました。

・学校での体調不良時の対応について
 気分が悪くなっても、緘黙の子は、先生に伝えることができないことがほとんどです。
 気分不良を誰にも伝えられず、帰宅後倒れこみ、病院に行ったら、
 インフルエンザだったというお子さんもいました。
 ある会員の子どもさんは、先生からの提案があり、気分不良時の対応をされています。
 気分が悪くなったときは、授業中のあるルールを活用して、
 周りの生徒さんにも気づかれないようなさりげない動作をすることを
 先生とお子さんとで内緒の約束をしたそうです。
 内緒の約束のため、ここでは書けませんが、
 先生との心のつながりもでき、子どもさんは安心し喜んでもいるとのことでした。
 この方法は、他の会員も取入れたいと話していました。

・学校行事について
 会員の子供達は、年齢が幅広いため、いろいろな情報が得られます。
 修学旅行や宿泊学習など、学年ごとの学校行事について、
 先輩の会員からその時の対応を教えてもらえます。
 緘黙の子をもつ同じ立場の保護者のお話は、他の親とは違う視点で語られるので、
 とても参考になり、心構えにもなっています。
 同じ立場の保護者の視点は貴重で、それが共有できる場として、親の会の役割を感じました。
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