宮古島 緘黙っ子の親の会(ゆりの会)

誤解されることが多い場面緘黙。話したくても話せない子どもたちの思い、ご理解お願いします。
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光の村トライアスロン

今日は、新居田香代さんという方の新聞投稿を紹介します。
当会の一人の会員と長年の交流があり、会員の勧めで宮古島の新聞(10月18日)に投稿されています。
※新居田さんのご承諾を得て、掲載しています。

「光の村トライアスロン 西谷英雄先生を偲んで」
 光の村養護学校卒業生 母 新居田 香代

 今日21日から、いよいよ光の村養護学校のトライアスロンへの挑戦が始まります。光の村養護学校では高知県の土佐校と埼玉県の秩父校の知的障害を持った生徒たちが、毎年高等部3年生の卒業記念として、宮古島で光の村トライアスロンに挑戦しています。本大会と同じ距離・コースで行われ、一日一種目ずつ3日間かけ先生や家族が見守る中、宮古島トライアスロンクラブの皆さんにサポートしていただいて、感動のゴールを目指します。
 2004年10月、今からちょうど10年前に私たち家族は、この光の村トライアスロンを達成するために、初めて宮古島を訪れました。私の息子は軽度ではありますが、知的に障害を持っています。人とコミュニケーションをとることが苦手で、光の村入学前は、運動会で走ってはダントツのビリを飾り、その晩、熱が出て診ていただいた病院でそのまま一週間入院するという無理のできない体でした。この子には無理、障害を持っているからどうしようもない。愚かな私は、この子がずっと幼い子どものままでいてくれたらと思っていました。成長するにつれ周りの子どもとの大きなギャップ、世の中のつらさも偏見の目も気にせず、幸せでいてくれたらと願わずにはいられませんでした。
 子どもの将来を考え苦悩する毎日、そんなどん底の時期に出会ったのが、光の村創立者西谷英雄先生です。先生は穏やかで優しく「この子らは決して弱くもなく愚かでもありません。教育の力があればどこまでも強く、賢く、豊かに育ちます。人間の賢さは頭にだけあるものではない、手には手の賢さがあり、足には足の賢さがあり、五体全体に宿っている。その賢さ一つ一つをしっかり訓練し、一つ一つを磨きをかけていくことによって、、強く賢く生き抜く人間に育つのです。」そう語られました。
 最初私は、自分の息子にはとてもトライアスロンは無理だと思っていました。でも子供の無限の可能性を信じ、最後までやり抜く力を光の村で育てていただきました。光の村トライアスロンで完走した満足感・達成感は息子にとって一生の宝物です。宮古島の皆様の協力のおかげでもあります。息子は今でも相変わらず無口で、人に合わせることが苦手です。でも、就職して5年間一度も休まず、遅刻もせず、黙々と仕事をこなしています。そんな息子を私は誇りに思います。
 西谷英雄先生は、「どのような障害があろうと、どんなに障害が重かろうと人はみな『無限の可能性』を秘めている」という言葉を残されています。子供たちのためにと一生涯教育を貫き通され、去年11月13日に他界されました。本当に悲しく残念でなりません。今年も光の村の生徒たちが挑戦します。今年は特に西谷先生の思いをのせて、3日間宮古島の熱い風になって駆け抜けます。沿道で頑張っている姿を見かけた際は、皆様のご声援で後押ししてくださいますよう宜しくお願い致します。


『障害があることは、悪い事ではない』新居田香代さんの言葉です。息子さんは今、27歳。ご自分で身支度をし、毎日出勤されているそうです。

光の村養護学校の生徒さんが、宮古島でトライアスロンに挑戦して、今年で25年になります。
最終日の今日23日、光の村の生徒さん達は、フルマラソンに挑みます。生徒のみなさん、楽しんで走ってください!心より応援しています。
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活動報告⑪(H26.10.12)

台風19号の後の開催でしたが、6名の保護者が集まりました。

会の初めに、8月に開催された県宮古教育事務所主催のインクルーシブ教育講演会の
情報交換をしました。
その中で、世話役から、ディスレクシア(読み書き障害)についての講演会報告をしました。
講師は、井上智さんと奥さんの井上賞子先生(島根県小学校教諭)でした。
賞子先生は、かんもくネットHPに詩を掲載していらっしゃる先生で、
講演会終了後、ご挨拶させていただきました。
講師のお二人のお話しは、とても有意義なものでした。
「学ぶ機会の保障」そして、「とにかく、この思いを知ってほしい」と強調されておられたことが、
強く印象に残っています。

そのほかの特別支援関連の講演会でも、
日々子どもと向き合う中で、子どものプライドを尊重することを忘れないでほしいという内容がありました。
その報告を聴き、「今になって、後悔することも多々あるけど、あの時は精一杯だった。
この子の成長のペースを大切にしながら、進んでいきたい。」
と振りかえる会員もいました。

次に、子どもが話しやすい環境づくりについて、会員同士で話し合ってみました。
「子どもは、何か話したい(相談したい)ときは、真正面から向き合って話しを切り出すよりも、
親が部屋の片づけしている時や遊びを一緒にしている時などのほうが、話しやすいのではないか。」
「子供は、一緒にお風呂に入っている時が悩みを打ち明けやすい、
同じ方向を向いている時に話しやすいなど、本で読んだことがある。」
「ドライブしている時、話すことがよくある。」
「落ち込んでいるなと思ったときは、特に聴きださず、さりげなくその子の好きな料理をだす。
食事のあとは、元気になっていたので、私の対応はこれでいこうと思えた。」
「まずは気持ちを受け止めて、切り替え言葉を使うようにしている」
と日頃のお互いの体験を持ち寄りました。

そのほかにも、宮古島の行事について話し合ったり、今後の子供たちの交流会について話し合ったりと、話しは尽きませんでした。

次回は、11月に言語聴覚士さんをお招きして、情報交換会を行う予定です。
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