宮古島 緘黙っ子の親の会(ゆりの会)

誤解されることが多い場面緘黙。話したくても話せない子どもたちの思い、ご理解お願いします。
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活動報告⑫-1 H26.11.29(土) 言語聴覚士さんとの情報交換会

12月に入り、宮古島も寒くなってきました
今回は、市内の児童ディサービス「くまのみ」で勤務されている
言語聴覚士の手登根聖子さんをお招きして、情報交換会をしました。(会員5名参加)
大変有意義な内容となりましたので、2回に分けてご報告いたします。

 最初に、手登根さんの場面緘黙のあるお子さんへの支援の中で得られたことや、
緘黙の子に限らず、多くの子を支援されてきた中での気付きなど、お話ししていただきました。
 緘黙のあるお子さんの支援では、学校や保護者だけでなく、
地域の方々(祖父母・塾の先生など)全体でどう支援していくか会議を開き、知恵を出し合い、
『サービス等利用計画』を立て、役割分担やスッテプの組み方を確認していきました。
 この『サービス等利用計画』は、発達検査・診断を受け、児童ディサービスなど福祉サービスを利用されていることが条件になりますが、サービスを利用していなくても、
『支援会議』という形での会議開催の要望は、学校を通して実施することも可能であるため、
担任の先生と相談し、会議を開催することを提案されていました。
 実際に、手登根さんが参加された会議の中では、話せないことについて理解をしてもらうことから始められ、子どもが自分から言えるように負荷をかけるよりも、小さいうちにいかに周囲が子供の心を引き出すか、環境調整が必要であることを説明。そして、家庭でできていること、学校でできていることを確認し、家庭と学校の両方でできるように、支援方法のすり合わせを行ったそうです。

 また、手登根さんは、専門職としての立場から、第三者の役割についても話していただきました。
 学校以外で、第三者と信頼関係をつくることも大切。
 年齢によってもステップも変わってくる場合もあり、ステップを踏むには親でなくても、第三者であっても良い。担任の先生のほかにも、保健室の先生、図書室の先生、用務員の方にも、普段から声掛けをしておく。
 親にとって苦しい部分があるときは、第三者がその部分を担って、親に引き継ぐこともあるなど、
事例をあげながら話されていました。

 そのほかにも、学生の福祉体験受け入れを通してのお話しもしていただきました。
 手登根さんの勤務先である「くまのみ」では、学生の福祉体験を受け入れていますが、
学生たちにとって、この経験を単なる学びとするのではなく、いかに日常生活に持ち帰れるか・活かされるかが重要だと話されていました。
「まず、学生たちには、コミュニケーションについて考えてもらう。
言葉だけでなく、非言語での関わりは深い。
関わりの中で、ノンバーバルコミュニケーションの重みを感じてもらう。」
「学生たちは、子ども達を援助しようと思って体験にくるが、
施設に通い慣れている子どもたちのほうが、学生たちを施設案内したりする場面もあり、
お互いに助けたり、助けられたりの体験をする。
緘黙の子たちにおいても、立場を逆転させる機会を設けることも、一つの手段と思う。
福祉体験を通して、世の中は、通じて当たり前ではなく、通じないのが当たり前であること、
同じ障害でもその子なりの違いがあること、人それぞれに大変さがあることを学んでいく。
福祉体験の後、学生の通う学校と施設の子ども達と交流を深めている。
その学生たちにとって施設で体験したことは、仕事やこれからの人生に活かせていけると確信している。」

 続きは、明日の記事に掲載いたします。
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